愛国心ってなぁに？

教育基本法が改正しましたね。
ニュースを見てもよく詳しいことがわかりませんですが、今回の改正で｢愛国心｣を盛り込んだそうです。

ところで｢愛国心｣って何だろうと、ふと考えてしまいました。

卒業式などで｢君が代｣を歌うこと？
｢日の丸｣に敬礼すること？
政府がおかしな方向に暴走しても、それに従うこと？

｢愛国心｣のことばの響きでそんなことを想像してしてしまいました。
そして｢23分間の奇跡｣という本を思い出してしまいました。


今回の改正では｢我が国と郷土を愛する態度を養う｣とのことですが、それって態々学校で押し付けるものでしょうか？
いい国だったら、そういうのは自然に身につけるものでしょう。

｢愛国心｣についてはまだ疑問符が付きますが、これでも私、日本が好きです。
例えば―
　日本語の美しさ(正しく使いこなしていないけど)
　表情豊かな四季の風景
　戦争放棄の九条
　歴史(近代はちょっとアレだけど。。。)
　元々は恋の歌だった説を支持して｢君が代｣(メロディは好かない。。。。)
　オタク文化(アレ？)
日本語と九条と歴史と｢君が代｣についてのムダ知識以外は学校以外のところで好きになりました。
(正確に言えば歴史は学校で習うよりも先にTVで。。。)


もし本当に学校で｢愛国心｣を教えるのならば、まず道に落ちているゴミを拾うことから教えるべきだと思う。
それが｢美しい国｣の第１歩になる―かもしれない。

｢美しい国｣ついでに―
復党騒動を見ていてとても｢美しい｣とは思えなかった。
復党が無条件だったらまだいいと思えたけどね。。。

｢愛国心｣について北●学園(念のため伏字にしておきます)の女性徒が首相に意見書出たことについて中傷メールが相次いだ件も、美しくないですね。
彼女たちなりにこの国のことを真剣に考えた末の行動を国賊扱いすることこそ、この国のためにならない。
｢愛国心｣を謳っておべっかばかりだと、ひどい国になるんじゃないのかな？